たとえるなら

家の防犯と同じ考え方です。玄関の鍵(パスワード)をかけ、貴重品は金庫(暗号化)に入れ、防犯カメラ(監視の仕組み)で見張る。どれかひとつで完璧ではなく、複数の備えを重ねることで泥棒に狙われにくい家になります。

対策がひとつだけ 破られたら終わり 気づくのが遅れる 備えを重ねる 鍵・金庫・カメラの発想 破られても次の壁がある 早く気づき被害を抑える
ひとつの対策で完璧に守ることはできない。複数の備えを重ねて、破られても早く気づく。

もう少しくわしく

セキュリティは、システムやデータを攻撃・盗難・破壊から守るための取り組み全般を指します。パスワードによる本人確認、通信の暗号化、怪しいアクセスの検知と遮断、ソフトの弱点(脆弱性=ぜいじゃくせい、と読みます)の修正など、守る手段は多岐にわたります。

大切なのは、ひとつの対策で完璧に守ることはできないという前提です。攻撃側は常に新しい手口を生み出すため、守る側は複数の防御を重ね、破られたときに早く気づいて被害を最小限にする仕組みまで用意します。企業で情報漏えい(ろうえい)事件が大きなニュースになるのは、お金だけでなく信頼を失う問題だからです。

また、セキュリティの弱点は技術だけではありません。偽メールでパスワードを聞き出す詐欺のように、人の油断を突く攻撃も非常に多いのです。推測されにくいパスワードを使い回さない、不審なリンクを開かない、といった一人ひとりの習慣も、立派なセキュリティ対策の一部です。

現場での使われ方

「セキュリティ的にそれは許可できません」

便利かもしれないけれど、データを危険にさらすリスクがあるので認められない、という判断です。現場でよく聞くフレーズです。

「セキュリティ研修の受講をお願いします」

偽メールの見分け方やパスワード管理など、社員全員が知るべき基本を学ぶ研修です。多くの会社で定期的に行われます。

よくある質問

セキュリティエンジニアとはどんな仕事ですか?

システムの弱点を調べて対策を講じたり、攻撃を検知する仕組みを作ったり、事故が起きたときの対応を指揮したりする、守りの専門家です。攻撃の手口を知り尽くしている必要がある、専門性の高い職種です。

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