たとえるなら
超巨大で超几帳面な図書館です。何億冊の本があっても、司書さんに「この著者のこの本」とお願いすれば一瞬で探し出してくれます。しかも、誰にいつ貸したかという記録まで、一冊残らず正確に管理されています。
もう少しくわしく
データベース(database)は、大量のデータを整理して保管し、素早く取り出せるようにした仕組みです。現場では略して「DB(ディービー)」とも呼ばれます。通販サイトの会員情報や注文履歴、銀行の口座の記録、SNSの投稿——世の中のサービスの裏側では、ほぼ必ずデータベースが動いています。
表ならExcelでも作れそうですが、データベースには決定的な強みがあります。データが何百万件に増えても目当ての1件を素早く探し出せること、そして大勢が同時に読み書きしてもデータが壊れないことです。多くのデータベースは、データを表の形で持ち、表同士を関連づけて管理する「リレーショナルデータベース」という方式を採っています。
データベースは通常、専用のサーバー(データベースサーバー)として動き、アプリやWebサイトからのお願いに応えてデータを出し入れします。話しかけるときにはSQLという専用の言語を使います。また、ここが壊れるとサービスの心臓部を失うことになるため、バックアップを欠かさないことがとても重要です。
現場での使われ方
「その情報、DBには入ってますか?」
データベースに保存されているかどうかの確認です。現場ではデータベースを略して「DB」と呼ぶのが一般的です。
「DBを直接見て確認します」
画面からではなく、データベースに直接問い合わせて実際のデータを確かめます、という調査の場面でよく出る一言です。
よくある質問
データベースとExcelの違いは何ですか?
少量のデータを1人で扱うならExcelでも十分ですが、データベースは何百万件という規模でも高速に検索でき、大勢が同時に読み書きしても矛盾が起きないように作られています。サービスの裏側で使うならデータベース、と考えてください。
データベースにはどんな種類がありますか?
表の形でデータを管理するリレーショナルデータベースが長年の主流で、MySQLやPostgreSQLなどが有名です。ほかに、文書や鍵と値の組など表以外の形で持つタイプもあり、用途によって使い分けられています。