たとえるなら
図書館の司書さんに渡すリクエスト用紙です。「今年出版された料理の本を、新しい順に10冊」と決まった書式で書いて渡せば、書庫の並び方を知らなくても、その通りに揃えて持ってきてくれます。
もう少しくわしく
SQL(エスキューエル)は、データベースを操作するための専用言語です。データを「取り出す」「追加する」「書き換える」「削除する」といった指示を、決まった文法で書きます。読み方は「エスキューエル」が一般的ですが、「シークエル」と呼ぶ人もいます。
SQLの面白いところは、「何がほしいか」だけを書けばよいことです。たとえば「注文データの中から、先月の分だけを、金額の大きい順に」と条件を書けば、どうやって探すかはデータベース側が自分で考えて、最短の方法で結果を返してくれます。手順を細かく指示しなくてよいので、文法の種類も比較的少なく、学び始めやすい言語です。
SQLを使うのはエンジニアだけではありません。データ分析の担当者や企画職の人が、売上の集計やユーザー動向の調査のためにSQLを書く会社も多くあります。データベースが使われ続けるかぎり必要とされる、息の長いスキルと言われています。
現場での使われ方
「ちょっとSQL書いて調べてみますね」
データベースに直接問い合わせて、実際のデータがどうなっているか確認します、という意味。調査や問い合わせ対応の定番フレーズです。
「このSQL、重くて時間かかってるみたい」
書いた問い合わせの効率が悪く、結果が返るまでに時間がかかっている、という意味。書き方を工夫して速くする改善もエンジニアの仕事です。
よくある質問
SQLはプログラミング言語ですか?
広い意味では仲間ですが、アプリを丸ごと作れる汎用のプログラミング言語とは違い、データベースの操作に特化した言語です。その分だけ覚えることが絞られており、プログラミング未経験の人が最初に学ぶ言語としても人気があります。